sshcとは
sshcは、SSHとローカルシェルを扱うターミナルアプリです。デスクトップ版は、ブラウザーで操作するWeb UIと、SSH接続を処理するバックグラウンドプロセス(エンジン)で構成されています。今あるOpenSSH設定を使って複数のペインで接続を開き、SFTPやポート転送にも同じ接続設定を使えます。~/.ssh/config、Include、秘密鍵、known_hostsは独自形式へ変換しません。

デスクトップでは、左側のナビゲーションからHome、Connections、SFTP、Menuと、開いているTerminalへ移動します。モバイルでは左上のメニューボタンから同じナビゲーションを開き、外側をタップすると閉じられます。
デスクトップ版のWeb UIは、端末ごとに保存された固定ポートのURLから開けます。初めて使うブラウザーを登録するときだけ、sshcコマンドが一度限りの登録URLを開きます。
こんなときに向いています
- SSH、ローカルシェル、SFTP、ポート転送を1つのアプリで使いたい
- OpenSSHの設定を整理しながら、通常の
sshやVS Codeからも使い続けたい - 保存したパスワードや鍵のパスフレーズを、接続のたびに入力したくない
- CodexなどのAIエージェントから、保存済みの接続先をCLIで直接使いたい
- 自分で用意したS3互換ストレージを介して、端末上で暗号化した接続設定、鍵、認証情報を同期したい
保存した認証情報を再利用する
接続先に割り当てたパスワードと、秘密鍵に保存したパスフレーズはVaultで暗号化されます。Vaultのロックが解除されていれば、Terminal、SFTP、ProxyJump、CLIの接続に保存済みの認証情報が使われます。同じ値を機能ごとに設定し直す必要はありません。
AIエージェントも、次のようにsshcの非対話CLIを直接呼び出せます。
sshc ssh <alias> --non-interactive -- <command...>AIエージェントへパスワードを渡すのではなく、sshcがVaultの保存値を認証に使っています。未知のホスト鍵、2FA、Vaultのロックなど、利用者の判断や操作が必要な場合は非対話接続を続行しません。
sshcがしないこと
sshcはSSHサーバーでも、クラウド中継サービスでもありません。接続と復号は手元の端末で行い、Terminalのスクロールバックや実行中のプロセスはクラウドへ保存されません。同期用ストレージも提供していません。同期データは端末上で暗号化し、利用者が用意したS3互換ストレージへ保存できます。OpenSSH設定は独自形式へ変換しないため、VS Code、Codex、通常のsshコマンドからも同じ設定を利用できます。
全体像
| 領域 | できること |
|---|---|
| Terminal | SSH/ローカルシェル、検索、リンク、文字コード、クイックコマンド |
| Workspace | 最大4ペイン、ドラッグによる分割、比率の保存、一括コマンド |
| Connections | Host設定、Include階層、グループ、鍵、保存済みパスワード、known hosts |
| SFTP | ファイルブラウザー、エディター、フォルダー転送、条件付きでファイルを再開できるキュー |
| Sync | 利用者が用意するS3互換ストレージ、端末内暗号化、Push/Pull/履歴 |
| CLI | 保存済み認証情報を使うSSH、同期、Terminal操作、自動化用JSON |
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まずはインストールへ進み、続けて最初の接続を開いてください。~/.ssh/configがすでにあれば、起動直後から既存の接続先を利用できます。